王座防衛の瀧谷と卜部が一夜明け会見
これからはKrushが目指す"世界"へ!!
1月10日(火)「Krush.15」の一夜明け会見が行われ、昨日の大会で初防衛に成功した-55kg王者・瀧谷渉太、-60kg王者・卜部弘嵩、そして宮田充Krushプロデューサー(以下、P)が出席した。
その上で卜部は防衛を果たしたことについて「身を削ってでもベルトを防衛しようと思っていたので、ホッとしています。石川選手という大きい山を越えて、チャンピオンとして成長できたと思います」と、石川戦が自らを成長させる大一番だったと振り返った。
一方、見事なKO勝利で寺戸伸近へのリベンジを果たし、王座防衛に成功した瀧谷は「率直にうれしい気持ちでいっぱいです」と喜びの挨拶。「寺戸選手はパンチが得意ですが、自分はパンチで打ち合うつもりで試合をしました。たまたま僕の左が先に当たって、運のいい試合だったと思います。最初にダウンを奪ってからは早く試合を終わらせたくて、攻め切ろうと思って戦いました」と、試合中の心境を話す。
試合直後に「今日は泣かないと思った」と言いながらも、思わず嬉し泣きしてしまったことについて聞かれると、瀧谷は「名古屋から応援に来てくれるみんなの顔を見たら涙が出ちゃいました。かなり涙モロいんで」と照れ臭そうに語った。
そして宮田Pは2人の防衛戦を「2人はお客さんの熱狂、そして期待感にばっちり応えてくれたと思っています。防衛戦は守る方がリスクの高い試合です。卜部選手はそこで石川というキャリアがある相手と戦い、少し固くなった部分もあったと思います。あのお客さんと大熱狂の中で、死にもの狂いで向かってくるベテランと勝負して、ベルトを守ったことは卜部選手にとって、いい経験だったと思います。瀧谷選手は3年前の寺戸戦の負けが一つの原動力になって、Krushで初代王者となり、初防衛戦でリベンジを果たして、これで本当のチャンピオンになった。Krushとしては実りのある試合でした」と評価した。
初代王座決定トーナメントから数えて、ここまで負けなしの瀧谷と卜部。今後の目標として2人が口にしたのは、ずばり"世界"だ。
「僕は自分でエース宣言したので、それに相応しい試合をしなきゃいけないと思います。僕の最終目標は世界最強になることです。そこに一歩でも近づけるように頑張ります。そのためにも日本人ではずば抜けた王者になりたい。僕はKrushが日本一で、Krushの王者が日本一の王者だと思っています。そしてKrushを"世界"のベルトにして、世界の強豪がKrushのベルトに挑戦するくらいまでにしたいです」(卜部)
「寺戸選手は僕にとって大きな壁で、これで一つの壁を越えることが出来たと思っています。次は世界を目指してやっていきたいし、強い選手を"倒して"勝ちたい。『瀧谷があの強い選手を倒したんだ!』と言われるようになりたいです」(瀧谷)
この2人の発言を受けて宮田Pは「若いチャンピオンにはもっと高いところを目指して欲しいので、そういう相手を用意するつもりです。軽いクラスで外国人選手となると、タイ人を挙げる人が多いと思います。でも僕の感覚ではヒジ・ヒザがあるルールは、そこに逃げられるルールで、Krushではそれを禁止して、一番逃げ場のないルールで勝負をやらせている、選手も勝負しています。だから日本人で相手がいないからタイ人という、ありがちなキックボクシングの常識でマッチメークするつもりはありません。Krushではヨーロッパをはじめとした欧米、中国から選手を招聘していきたい」と、Krushにおける"世界"を見据えたマッチメークをしていく方針を明らかにする。
また宮田Pはタイトル獲得に失敗した石川と寺戸の今後についても「石川は今後どうしていくのか青春塾さんと話をしますが、僕は昨日の試合の石川は、この何年かで一番いきいきと戦っていたように見えました。石川を挑戦者に選んでよかったと思います。寺戸も完璧に倒されて、これからどうしていくのか注目されると思います」とコメントしている。
タイトルを巡って熱い試合を演じた2人の王者と2人の挑戦者。4人はこれからどんなストーリーを描いていくのか?
| RESULT | |
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Krush.15 |
[2012.01.10]
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