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「Krush.73」2.18(土)後楽園 石川直生が第5代Krush-60kg王座決定トーナメント準々決勝の見所を語る!「レオナVS覇家斗は“現時点”で事実上の決勝戦かなと思います」

[2017/02/15]

 2月18日(土)東京・後楽園ホール「Krush.73」で開催される第5代Krush-60kg王座決定トーナメント準々決勝。現役時代にKrush-60kgで活躍した石川直生がトーナメント準々決勝4試合の見所を語る!
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安保選手はキャリアこそ浅いが本当に強い
真弘選手が勝てば復活の狼煙を上げられる


 安保璃紅選手から見ると一回戦の稲石竜弥戦に続いてベテランの山本真弘選手に挑むという図式のカードですね。真弘選手は一回戦の加藤港戦の前に「新しく自分のスタイルが出来つつある」と言っていたので、そこに注目・期待して試合を見ていました。正直まだその期待に応えるような試合ではなかったですが、最終ラウンドのラスト30秒でダウンを奪って勝利を引き寄せるというのは『さすが山本真弘だな』と思いましたね。

 Golden Globeから独立して環境が新しくなったばかりなので、ファイトスタイルが落ち着くのにもう少し時間がかかるのかなと思いますが、そこに期待も込めて試合を見たいです。準々決勝まで勝ち残った選手で僕が拳を交えたことがあるのは真弘選手だけなんですね。そういう部分でも、真弘選手にはここでもう一花咲かせて欲しいと思いながら見ています。

 ただし安保選手は間違いなく強敵ですね。一回戦の稲石竜弥戦を見ても、相手の攻撃をクリーンヒットさせないんですよね。そういうディフェンスの上手さがありつつ、身長も高くてロングリーチから繰り出す攻撃が鋭い。しかも攻撃が止まらないので、対戦相手からするとなかなか(間合いを詰めて)入り込めません。キャリアこそ浅いですが、安保選手は本当に強い選手だと思います。

 逆に言えばここで真弘選手が安保選手のプロ無敗記録をストップして、しっかり勝つことができたら復活の狼煙を上げられるんじゃないかなと思います。

郷州・渡辺選手どちらも一回戦で実力を証明
清々しい気持ちになる試合を見せてくれる


 郷州征宜・渡辺武ともトーナメント一回戦で存在感を見せた選手ですよね。郷州選手はK-1・Krushの中でもトップレベルの実力者なのですが、トーナメントが始まるまではお客さんに対して「郷州すげえ!」という印象は残せていなかったと思います。でも一回戦で原田ヨシキという曲者をしっかりKOしたことで、インパクトを残した上で実力を“ちゃんと”証明したと思います。

 渡辺選手も一回戦で実績が上の明戸仁志選手を下して現在2連勝中です。長いトンネルを抜けたばかりですが、こういう時の選手は「自分がやってきた練習が間違いない」と思えるので、より自分の練習に自信が持てるようになるんですね。

 だから郷州・渡辺選手どちらも一回戦で実力を証明した上での準々決勝になると思います。またどちらの選手も一生懸命で真面目な選手なので、お客さんが見ていても清々しい気持ちになる試合を見せてくれると思います。

佐野選手は集中力を欠かずに戦えるかどうか
朝久選手は近い距離で攻撃をまとめ打ちしたい


 佐野天馬選手も朝久泰央選手もどちらも若くて実力がある選手なのですが…KOが少ない。お客さんに強さという部分で存在感は示しているけど、インパクトは残し切れていないんですよね。

 佐野選手は天才肌の選手ですが、その反面、自分のペースで思い通りにいかないと崩れてしまう所がある。一回戦の松野祐貴戦も1Rにいいダウンを奪ったんだけど、そのあとは松野選手にぐちゃぐちゃにされてしまって、後半は集中力を欠いたような試合になってしまいました。なので自分のペースを乱すことなく、集中力を欠かずにペースを握って戦えば佐野選手が有利という見方をしています。

 逆に言えば朝久選手が佐野選手のペースを崩して、いつも通り近い距離で攻撃をまとめ打ち出来れば、朝久選手かな、と。序盤で佐野選手がペースを掴めば佐野選手、朝久選手がそれをさせずに自分の得意なパターンに持ち込めば朝久選手という試合になるんじゃないですかね。

 両選手とも近い距離での戦いが出来て、しかも武器も持っているので、どちらが自分の展開を作れるかどうかが大事な試合になると思います。

レオナ選手は常に有利なポジションで戦う
覇家斗選手にとっては“優勝候補狩りパート2”


 実績・キャリアでレオナ選手がやや上かなと見ています。レオナ選手は一回戦でも“DYNAMITE”高橋佑太選手という難敵を相手にダウンを取って、全く危なげない試合で勝利しました。レオナ選手は何が上手いんだろうと思って試合を見直すと、常に自分を中心に戦い続けることが出来るんですよね。

 自分が有利なポジションで戦い続けるので相手との距離感もバッチリ合う。ディフェンスはもちろん自分の攻撃も当たる場所にいて、どこが自分にとって一番有利なポジションかを理解して、そのポジションを取って戦い続けることが出来るんです。これは一流選手なら誰もが出来ることで、それを実力者の髙橋選手相手にできたことがすごいですし、それが出来るレオナ選手はトーナメント出場選手の中で、実力が抜けている選手だと思いました。

 対する覇家斗選手は一回戦の島野浩太朗戦では、最終ラウンドでしっかりダウンを奪って文句なしの勝利でした。試合結果もさることながら、Krush初登場であれだけの試合を堂々と出来て、技術どうこうよりその勝負強さを評価したいなと思っています。今までは基本的に首相撲・ヒジありのルールで戦ってきたにも関わらず、Krushルールで堂々と戦えたというのは、しっかり準備してきた証拠ですよね。

 今回のトーナメントの【開幕戦Round.1】と【開幕戦Round.2】のメンバーが決まった時点で、僕は島野選手とレオナ選手が優勝候補になってくるのかなと思いました。でもその島野選手を覇家斗選手が撃破して、今回はレオナ選手が相手です。覇家斗選手にとっては“優勝候補狩りパート2”という試合ですよね。

 だけど…やっぱり一回戦を見た感じではレオナ選手は強いなと。基本的にレオナ選手はやられないスタイルなので、あれを切り崩すのは本当に難しいと思います。

 準々決勝の4試合を通して“現時点”で事実上の決勝戦になるのはレオナVS覇家斗だと思います。ただどの選手も大きな差はないし、トーナメントを勝ち上がることで成長する選手もいるので、まだまだ優勝争いは読めないですね。

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Krush.76
2017/5/28 18:00開始
後楽園ホール

Krush.77
2017/7/16 18:00開始
後楽園ホール
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