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5・4「Krush.54」佐藤嘉洋「今、ピケオーのような相手と戦うのは怖い。でもその恐怖に打ち勝つ。最後の最後、相手の意識がなくなるまで攻め続ける」

佐藤 嘉洋

[2015/05/01]

 5月4日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.54」のスーパーファイト[Krush -70kg Fight/3分3R・延長1R]でジョーダン・ピケオーと対戦する佐藤嘉洋のインタビューを公開! >>詳細

――先日、K-1 WORLD GP-70kg初代王座決定トーナメントへの出場が発表されました。まずはトーナメントが決まった時の心境を聞かせていただけますか?

「1月にサニー(・ダルベック)に負けた後、ひどく落ち込んでいたら、会場でK-1の関係者から『7月に大きな仕事があるんだから頼むよ』と言われて。ああいう負け方をしても、自分を軸に据えてくれていることを感じて、すごくうれしかったです。ただ34歳になって、計量が終わったあとの食事の量が減ったり、ワンデートーナメントに出るのは今回が最後かなと思っています」

――ワンデートーナメントに一区切りをつけるというのは、前々から考えていたことなんですか?

「前回の試合で顕著に思いました。2013年頃から計量後の食事の量が減ってきて、あまり食べすぎると背中が痛くなるようになってきたんです。それで(食べる量に)胃が追いついて来てないんだなと思うようになって、サニーの時により一層それを感じました。だからもうエネルギー的に(ワンデートーナメントは)厳しいと思います」

――今回がラストチャンスとなれば、期するものも大きいのではないですか?

「はい。その点は他の選手とは違う覚悟がありますね」

――これまで佐藤選手は70kgの世界の強豪たちと鎬を削ってきましたが、トーナメントで勝つためには何が必要だと考えていますか?

「(しばらく考えて)……執念かな」

――その執念は出場選手の中で誰よりも強いのではないですか?

「そうですね。僕は『勝つまでやったるわ!』ってスタンスですから。サニーにはKO負けしたけど『リベンジしたるわ!』と思うわけだし、執念はありますよ。その執念プラス、今年のワンデートーナメントが区切りだという覚悟が合わさればいい結果を出せると思います」

――しかも1回戦の対戦相手がアルメン・ペトロシアン、ダルベックが勝ち上がれば準決勝でダルベックと対戦する可能性もあります。トーナメントの山組として、一回戦・準決勝でリベンジを達成して優勝、というストーリーを実現することもできます。

「本当にそうですよね。2011年にイタリアに遠征してアルメンに負けて、すごく悔しい負け方だったので、1回戦でアルメンにリベンジして、準決勝でサニーに劇的に勝って、決勝はボロボロになりながらも執念で勝ち取る。そればっかりイメージしていますよ」

――これまで格闘技でほとんどのタイトルを手にしてきた佐藤選手ですが、K-1の世界トーナメント王座だけはまだ手に入れていないものですよね?

「そうなんですよね…。僕は想いを全て現実に変えてきた人生なので、最後の最後でこの想いを現実にしたいです。これが達成できれば、あとは自分が定めたゴールに全力で行くだけなので、なんとしても(K-1のベルトを)獲りたいです」

――その大一番の前にピケオーとの一戦が控えています。1月のダルベック戦を経て、どんなことを意識して練習を続けているのですか?

「前回の試合から、もう一段階、身体作りのトレーニングを取り入れて、それがいい具合に効果が出ています。ほんの数日前に会長からアドバイスされて、身体の使い方を少しだけ変えたら、パンチのスピード・キレ・威力が格段にアップした瞬間がありました。これはいい感覚を掴んだなというのがあったので、それを実戦で試したいです」

――ダルベックに負けて、練習で変えたことはありますか?

「根本的には変えてないですけど、修正したことは幾つかあります」

――ダルベック戦は残念な結果でしたが、強くなっている手応えは感じていますか?

「もちろん。成長していると感じなければ現役を続ける意味はないと思っているので、前回よりも今回の方が少しでも強くなっているし、今回よりも次回の方が必ず強くなっているという実感を持ってリングに上がりたいです」

――今回の試合は7月のK-1に向けた前哨戦という意味合いの試合でもあります。

「僕の中で前哨戦という意識は全くなくて、自分がこの3~4カ月で何を修正できたのか? どこが強くなったのか? を存分に試したいな、と。そういう場ですね。あとはこの間の野杁(正明)の試合(マサロ・グランダーに2RTKO負け)ではないですが、ピケオーはマサロと同じMike’s Gymだし、一見、名前がない選手でも“窮鼠猫を噛む”で、死地に追い込まれるとものすごい力を発揮します。だから全く油断しちゃいけないし、最後の最後、相手の意識がなくなるまで攻め続けようと思います」

――追い込まれた人間の強さを知っているからこそ、そういった相手とこのタイミングで戦うことは怖さもありますよね。

「怖いですよ。でもその恐怖に打ち勝ちたいし、勝って人生勉強したいです」

――そのピケオー戦、どんな試合で勝利したいと思いますか?

「まるっきり変わった自分を見せることは出来ないと思いますが、ずっと僕のことを見てくれている人にはところどころちょっとでも成長した姿を見せて勝ちたいです」

――またピケオー戦をクリアして、7月のK-1ではどんなトーナメントで優勝したいと思っていますか?

「1回戦でアルメンにリベンジして、準決勝でサニーにリベンジして、決勝で劇的なKO勝ちをする、と。ベテランらしい渋い優勝をしたいです。これまでの階級は若い選手が勢いで勝つトーナメントが多かったですけど、70kgは自分の人生を反映するようなトーナメントにしたいです」

≫ Krush.54大会概要
≫ 佐藤 嘉洋 選手データ
≫ ジョーダン・ピケオー 選手データ

  • 佐藤嘉洋
  • 佐藤嘉洋 vs 山崎陽一
  • 佐藤 嘉洋
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Krush.71
2016/12/18 18:00開始
後楽園ホール
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Krush.72
2017/1/15 18:00開始
後楽園ホール
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