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8・9「Krush.44」鈴木雄三「日々の生活で身につく人間力や積み重ねは他の選手とは違う。一歩踏み込む覚悟は出来ているので、全身全霊でぶつかって倒したい」

鈴木 雄三

[2014/08/07]

 8月9日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.44」の[Krush -58kg級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・武尊と対戦する挑戦者・鈴木雄三のインタビューを公開! >>詳細

――4・6「Krush-EX 2014 vol.2」でTARO選手にKO勝ちし、その勝利が評価されてタイトル挑戦が決まりました。最初にオファーが来た時はどんな心境でしたか?

「俯瞰的に見て誰が次の挑戦者になるかを考えた時、4月の新宿FACEで僕とTARO選手の試合、後楽園(「Krush.40」)で大滝(裕太)選手と後藤(勝也)選手の試合があって、この中でインパクトを残した選手が選ばれるだろうなと思っていました。そこで僕はKO勝ちすることが出来て、大滝選手と後藤選手の試合は延長までもつれる試合になったので、おそらく自分が挑戦者になるだろう、と。実際にオファーがあった時には『来たぞ!』という感じでした」

――TARO戦は久々に会心のKO勝利でしたね。

「結果としてKOという形になったのがTARO戦で、そこに行くまでの過程で自分自身が右肩上がりに良くなっている手応えがありました。それが試合とリンクしたのがTARO戦だったのだと思います。初代王座決定トーナメントや挑戦者決定トーナメントでは途中で負けてしまいましたが、ウエイトや走り込みの数値は順調に伸びていて、スパーリングでも以前は互角だった相手を上回れるようになったり、トレーナーさんからパンチが固くなっていると言われたり、常に自分の成長は感じていました。自分の場合は練習でやっていることを出せるかどうかだと思っているので、TARO戦ではそれが上手く出せたと思います」

――過去の試合では出し切れないことも多かった?

「ありますね(苦笑)。でも試合で自分の実力を出せるかどうかは日々の過ごし方だと思っていて、最近は自分をしっかり追い込めている度合いが高くなっていると思います」

――鈴木選手は普段道場で指導をされているのですよね?

「はい。指導と言っても僕は道場を任されている立場なので、月曜から土曜まで指導をして、日曜日には大会や昇給審査があります。1日のサイクルも朝走って、昼間に練習して、夕方から道場で指導する。指導が終わってからも24時間制のジムでウエイトトレーニングをして、という生活です」

――まさに格闘技と共に生きる毎日ですね。

「はい。そういう生活を送っているので、そこで身につく人間力や日々の積み重ねは他の選手とは違うぞという気持ちはあります」

――記者会見では「自分がチャンピオンになって格闘技のイメージを変えたい」という発言がありました。改めてその意味を聞かせていただけますか?

「記者会見では少し言葉足らずな部分もあったのですが、試合前に相手を挑発したり、額をつけて睨み合ったり…確かにそれで格闘技ファンの人たちは喜びます。でもそれで喜んでいては格闘技を好きな人は食いついても、格闘技を好きじゃない人は食いつかない。普段、格闘技を見慣れていない人にとっては野蛮に見えるだろうし、悪いイメージを持たれるかもしれません。

 僕の周りの格闘家はみんな礼儀正しくて、人間的にもちゃんとした人たちばかりです。でもどうしてもクローズアップされるのは相手を挑発したり、睨み合っている場面ばかりで、それが世の中に出てしまいます。それを繰り返している限り、格闘技のイメージは良くならないと思います。

 例えば僕は子供も指導しているのですが、これから格闘技を始めようと思っている子供の親が相手を挑発したり、睨み合っている場面を見てどう思うのか。僕は格闘家でもあり教育者でもあるので、そこまで考えて格闘技をやっています」


――武尊はプロして魅せる試合や言動をすることで「子供たちに夢を与えられると思う」と話していて、鈴木選手とは逆の考え方を持っているように思います。

「僕には僕の考えがあって、武尊選手には武尊選手の考え方がある。だから僕は武尊選手のような選手がいてもいいと思います。実際に武尊選手を見て『カッコいい!』と思って、格闘技を好きになる子供たちもいるでしょう。でも全ての選手が同じじゃなくていいと思うし、僕のような考えを持った選手がチャンピオンになってもいいんじゃないかなと思います。一人くらいは道徳心や人間力を語るチャンピオンがいても面白いと思います」

――武尊選手とは昨年3月に初代王座決定トーナメント準決勝で対戦し、判定で敗れています。対戦相手としての武尊選手にはどんな印象を持っていますか?

「例えば今まで競り合って負けたとか『行ける場面があったのに行けなかった』と思って負けることはあります。でも武尊選手に関しては、あの時点の僕と武尊選手だったら、10回やったら10回とも僕が負けていたと思います。そのくらい完敗でした。そこで感じた差はすごく大きかったんですけど、逆に武尊選手を目標にさせていただいた部分もあるし、今はもうその差がなくなったと思います」

――そして今年は極真会館創立50周年、松井館長就任20周年、そして鈴木選手自身も30歳というメモリアルイヤーです。

「すごくいいストーリーが出来ていると思うので、現実をそのストーリー通りにするためにKrushのベルトを獲りたい。きっと僕のようなキャリアを積んでいる選手はいないと思うので唯一無二の存在になりたいですね」

――今大会は指定席・立見券ともに完売し、後楽園ホールは超満員になります。そこでどんな試合をしたいですか?

「武尊選手と戦えば誰でもすごい試合になると思うんですけど、僕はその域をもっと超えられる試合が出来ると思います。後ろに下がったらやられるだろうし、判定までもつれたら僕は勝てないと思います。最低でもダウンを奪わないと勝てないだろうし、そのためにも一歩前に踏み込む覚悟を持たないといけない。僕はその覚悟ができているので、全身全霊でぶつかって倒したいです」

  • 鈴木雄三 vs TARO
  • 鈴木雄三 vs TARO
  • 伊澤波人 vs 鈴木雄三
  • 鈴木雄三 vs 大滝裕太
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Krush.71
2016/12/18 18:00開始
後楽園ホール
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Krush.72
2017/1/15 18:00開始
後楽園ホール
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