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お知らせ

“野良犬”小林聡がキックボクシングにカムバック! グッドルーザー運営のもとキックイベント「ZONE」をスタート

6・21ZONE会見

[2014/06/21]

 6月21日(土)都内で記者会見が行われ、小林聡がGMを務めるキックボクシングイベント「KICK BOXING ZONE」(キックボクシング・ゾーン)のスタートが発表された。 >>詳細

 現役時代、小林は“野良犬”と呼ばれ、世界タイトルを含め5本のベルトを獲得するなど、キックボクシング界に一時代を築いた。引退後は全日本キックボクシング連盟のGMとして活動を続けていたが、全日本キック解散と共にキックの表舞台からは姿を消していた。

 その小林がイベントのGMとしてカムバック。小林がGMを務め、Krushを主催する株式会社グッドルーザーが大会を運営する形(主催はKICK BOXING ZONE実行委員会)で、キックボクシングイベント「ZONE」をスタートさせることが決まった。

「ZONE」はパンチ・キック・ヒジ・ヒザ有効のキックボクシングルールを採用し、小林が愛し続ける“キックボクシング”を見せる場となる。旗揚げ戦は11月9日(日)後楽園ホールに決定(この日は昼にKrush、夜にZONEという構成)。会見では小林GMがZONE旗揚げの経緯を説明した。

「自分の理想とする形で大会が出来る、運営をグッドルーザーさんがやってくれることになって、ベストの形だと思ってGMをやらせてもらうことになりました。新しい風景を見せたいと思います。

 もし自分がキックのイベントをやるなら、ずっと一緒にやっていた宮田(充、グッドルーザー代表)さんのやるイベントがベストだと思っていました。でもそれ(Krush)はキックではなかった。そこできっかけになったのが山本真弘で、山本から『Krushに出たい』と言われて、(宮田さんと)架け橋になれるのは僕しかいないと思いました。それがもう一度、宮田さんと接点を持ったきっかけです。

 僕は中途半端に群れるのが大嫌いなので、イベントをやるなら真剣にやりたいという気持ちがありました。そこで自分がやるならキックボクシングだ、と。短時間の中で名前もロゴも考えましたし、イベントの方向性はキックです。他の(キック)団体さんも頑張っていると思うけど、自分が見たいキックではない。それをやるためにはグッドルーザーさんの力が必要だと思い、こういったベストの形でイベントをやることになりました」

 続く質疑応答ではイベントの方向性、出場選手、Krushとの関係性などについて質問が挙がり、小林はそれぞれ以下のように回答した。

「(どんなイベントにしたい?)簡単に一言で言うと全日本キックの続きがやりたいです。他の(団体の)ことは言いたくないというか…自分がやりたいのは全日本キックなので、その続きをやります。名前をZONEにしたのも、頭文字を全日本キックのZにこだわって、全日本キックがナンバーワンという意味で決めました。

 KOしないと次がないというか、そういう選手を育てるイベントにしたいですね。ストーリーも大事にしたいです。ただシリーズ化が決まっているわけではないので、まずはすべてを11月の大会にかけたいと思います。

(出場選手は?)僕から名前は言いません。選手の方から名乗りを挙げてもらいたいです。僕は選手にものをお願いするのが嫌いなんで、そこは宮田さんがやってくれると思います(笑)。

(全日本キックの縁のある選手に出てほしい?)どちらでもいいですね。全日本キックに出ていた選手は年もとっているんで、出たい選手に出てもらいたい。こちらから選手に声をかけません。

(宮田代表と仕事することについては?)全日本キックでGMをやっていた時は充実感がある反面、イライラもあって。その辺が真剣勝負というか、だからこそいいものが出来たと思います。今回もそうなる覚悟のうえでいいものを作る。それだけですね。

(Krushへのライバル心は?)興行としてはありますけど、(Krushとは)違う色にしたいというのがあります。(Krushとの)連動性はやってみないと分からないですけど、いい意味で意識していないというか、いい意味で違うもの。Krushと連動したら意味がないと思います。だから(Krushの)スタッフと打ち合わせすることもないと思います。

(このタイミングでの発表について)6月にこだわったのもある(※全日本キックは2009年6月に解散)し、選手たちに安心してもらいたいというのもあります。キックで這い上がれる場所があるんだということを選手たちに示したかったので。『こういうイベントがあるんだからちゃんとやっとけよ』と選手たちに伝えたくて、早めに発表しました。

(キックから離れている間の格闘技界について)チェックはしていましたけど、自分にとっては全日本キックが大事だったから、封印していた部分もあったし、無理矢理(格闘技界の表舞台に)出させられそうな時もあったけど、出れないなら出るなって感じでした。もちろん応援している選手と会って、自分なりにバックアップしていましたけど『大会をやるなら中途半端でやるなよ』ってことで。これだけキックのイベントがある中で、新しい大会をやってベルトを作ってもしょうがない。逆にそういう中でイベントをやるわけだから、生半可な覚悟ではないと思ってもらえれば、ですね」

 また会見に同席した宮田代表はZONEの運営について以下のように語った。

「(ZONEを始めるのは)小林聡だから、というだけですね。自分はKrushをやっていて、K-1にも携わらせてもらっています。そこで小林がGMに立つことで、再びキックに触ることになりました。なので全日本の頃とは意識が違います。

 この5年間、格闘技界にはいましたが、キック界に触っていた意識はありません。ただしグッドルーザーという会社として5年間やってきて、色んなスタッフや業者さんに信頼をえることが出来ました。小林に心配なくGMをやってもらえる体制は出来たかなと思います。

 イベント運営の立場で言えばKrushとはカラーを変えたいです。試合順やカード数の打ち出し方だったり。とにかくチケットを買ったお客さんが『何を見れるんだろう?』という期待感が高まるイベントにしていきたいです」

 この日の会見で発表されたのはイベントの開催のみで、それ以外の情報はこれから随時発信されていく。会見の最後に小林「質疑応答やって何も決まっていないのによく発表したなと思いましたけど」と笑いつつ「中途半端なことをしてもしょうがないので、やっぱり(ZONEは)違うなというところを見せたいと思います」とGMとして決意表明した。

◇プロフィール
小林聡 Kobayashi Satoshi
1972年3月16日生
長野県長野市出身
通算戦績:69戦46勝(34KO)21敗2分
獲得タイトル:WKA世界ムエタイ・ライト級王者
WPKC世界ムエタイ・スーパー・ライト級王者
全日本ライト級王者
NJKFライト級王者
K-Uライト級王者

 1991年、19歳でプロデビュー。単身オランダ修行を行い、必殺の対角線コンビネーションを身に着けて台頭し、全日本キックをはじめ国内3団体のライト級王座を手中に収める。2000年にキック世界団体のWKAとWPKCの世界ライト級王座を奪取。2001年9月7日・後楽園では、当時ムエタイ・ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者のテーパリット・シットクヴォンイム(タイ)と対戦。キック史上に残る壮絶な打撃戦を4RKOで制し、師・藤原敏男に続きムエタイ現役ライト級王者を破る快挙を成し遂げた。2007年に現役引退後は全日本キックGMとして活躍。自身のプロデュース大会「野良犬電撃作戦」を2度開催している。ニックネームは「野良犬」。

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2016/12/18 18:00開始
後楽園ホール
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2017/1/15 18:00開始
後楽園ホール
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