ホーム > お知らせ > 5・11「Krush.41」大月晴明「この拳で何人も犠牲にしてきたし、何人も怪我させてきた。どれだけ打たれても打ち返して、最後は俺が打ち勝つ」

お知らせ

5・11「Krush.41」大月晴明「この拳で何人も犠牲にしてきたし、何人も怪我させてきた。どれだけ打たれても打ち返して、最後は俺が打ち勝つ」

大月晴明

[2014/05/05]

 5月11日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.41」の[Krush -60kg級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・板橋寛と対戦する挑戦者・大月晴明のインタビューを公開! >>詳細

――昨年11月の復帰以降、約2カ月で3試合とハイペースで試合が続きました。

「試合をやれる時にやりたいと思っていたので、怪我さえなければやるつもりでした。短い間隔で試合が続いたので、何かを考える暇もなく、試合に勝つことだけに集中して戦えましたね」

――Krushでの2試合(VS平塚大士、VS青津潤平)を振り返っていただけますか?

「平塚戦はものすごく緊張しました。とりあえず勝たないと次につながらないので、試合を楽しむ余裕もなく何が何でも勝つという気持ちで戦いました。逆に青津戦は前回の試合から間隔が短くて身体はしんどかったんですけど、平塚戦よりも楽しんで戦うことが出来たと思います。あの試合を乗り越えられたことで今があると思うし、タイトルに挑戦できたのだと思います」

――平塚戦は一撃KOでしたが、青津戦は延長戦までもつれるタフな試合でした。

「思った以上に身体がしんどくて、年を取ったら無理をするもんじゃないと思いましたけど(苦笑)、精神面で乗り越えることが出来たし、気持ちでは絶対に負けてなかった。青津も気持ちが強いヤツだけど、俺もスタミナが切れても倒す気はあったんで、そこが評価されたのかなと思います」

――大月選手は年齢・キャリアを重ねても、闘争本能が全く衰えないですよね。

「むしろ昔より今の方が闘争本能は強いですよ。昔はどちらかというと自分の運動神経や能力に頼っていた部分があって、一発も相手のパンチをもらわずに倒してやろうとか楽できれば一番いいやと思っていました。でも今は40代の意地ですよね。どれだけ打たれても打ち返して、最後は俺が打ち勝ってやるっていう。心では絶対に負けないとい信念があります。理想は一発でバーン!と倒すこともかもしれないけど、そんな甘い話はない。今は打ち合いの中で打ち勝つ、そうしなきゃダメだと思っています。普段の練習もそういう練習に変わってきましたね」

――試合そのものに対する考え方も変わったようですね。

「そうですね。もしかしたらこれが成長なんですかね(笑)?」

――でも復帰後の大月選手の試合からは勝負への必死さが全身から伝わってきます。

「そりゃ選手はみんな必死ですよ。勝ちたいですもん。ただ必死さにも強さと弱さがあって、僕もあと何試合出来るか分からないですけど、燃え切るまで戦いたいと思います。40歳でこんなことやっていたら『何やってんの?』って感じですけど、僕は周りにわがままを聞いてもらっています。僕には『こいつと戦いたい』という目標があるから、死ぬ気で練習もしているし、死ぬ気で戦いますよ」

――板橋戦のオファーを受けた時はどんな心境でしたか?

「僕はずっと板橋君とやりたいと思っていて、普段は仲がいい方なんですけど、戦う可能性があるから練習はしたことがなかったです。彼は強いし、良い試合をするし、ハートもあるじゃないですか。だから僕は彼のことを尊敬しているし、その板橋君に勝たないと次に進むことはできない。逃げちゃダメだと思いました」

――大月選手にとって板橋選手は好きなタイプの選手ですか?

「熱いですからね。ああいう選手と戦うとなったら、こっちも燃えてきます。僕も板橋君のカァーッ!とテンションが上がる試合になるんじゃないですかね。ただむちゃくちゃ緊張してますよ。試合に向けて研究すればするほど一筋縄ではいかない相手で、ギリギリの勝負になることは自分でも分かっています。『こういう攻撃が当たるといいな』とか甘い考えを持っていると、間違いなく倒されます。だから危機感ですよね。野生の勘というか『こいつは危ないよ』っていう。普段、笑顔で挨拶する仲だけど、彼には内に秘めたメラメラとして殺気がある。それが試合がなくてもと伝わってくるわけだから、今度のタイトルマッチは、言葉は悪いけど“殺し合い”みたいな試合、真剣で戦うような勝負になりますよ。変な話、板橋君が夢に出てくるんですよ。どんな夢かは覚えてないんだけど、朝起きた時には夢に出てきたことだけは覚えている。それだけ知らないうちに意識しているんだろうし、それだけ怖さや緊張しているんでしょうね」

――ただそういった怖さがある時の方がいい試合が出来るという部分はないですか?

「集中力は増しますよね。練習でも妥協しなくなるし、最後の最後でしんどい練習が出来ます」

――先ほどのコメントにもありましたが、大月選手はKrush復帰にあたり、チャンピオンになって戦いたい相手がいるとアピールされていました。今もその気持ちは同じですか?

「はい。Krushは人気があって、強い選手たちがどんどん集まってくるじゃないですか。そのKrushでチャンピオンになれば、胸を張って発言できると思うんですよ。チャンピオンでもなんでもない人間が『戦いたい相手がいる』と言っても、それは虫がよすぎる話でしょう。ここで勝つか負けるかでこれから先が変わってくると思うので…僕は勝つしかないんですよ。勝つしかない」

――復帰後は一試合一試合負けたら終わりの覚悟で戦っていますか?

「若い選手だったら一回や二回くじけても周りの支えで復活できると思いますけど、僕の場合はそうじゃないですからね」

――今回のタイトルマッチはどんな試合をイメージしていますか?

「ぶっちゃけ相性はよくないと思います。でも僕はそれを分かっているし、自分が勝つ時、負ける時、接戦になる時…色んなパターンをイメージトレーニングしています。相性が悪いことを自覚した上で練習を続けているし、技術で言えば間違いなく俺の方が上です。それをどう活かすか?ですね。上手くやろうとするのは絶対によくないので攻める時は攻める。僕と彼が戦えば沸かそうとしなくても、ハイレベルな戦いになって沸くと思うんですよね。その中で一番大事なのは気持ち。その気持ちの部分で負けていたら、僕は勝てないんだろうなと思います」

――その板橋選手に勝って手に入れるからこそ、Krush-60kg級のベルトは本当に価値のあるベルトだと思います。

「板橋君はこのルールで本当に強いと思います。石川(直生)みたいなタイプは苦手かもしれないけど、打ち合うタイプには滅法強いですからね。でも僕の売りは一撃なんで、その一撃をどう当てるか。アヌワット(※)のパンチは効かなかったかもしれないけど、大月晴明のパンチは効くよ、と。ちゃんと練習している人間のパンチは強いですから。気持ちも乗っていますからね。(自分の拳を見ながら)この拳で何人も犠牲にしてきたし、今回も練習で何人も怪我させてきたんで。楽しみにしておいてください」

※アヌワット・ゲオサムリット。ムエタイ史上屈指のハードパンチャー、板橋は2010年10月に判定勝ちしている

≫ Krush.41 大会概要
≫ 板橋 寛 選手データ
≫ 大月 晴明 選手データ

  • 大月晴明 vs 青津潤平
  • 大月晴明 vs 青津潤平
  • 大月晴明 vs 平塚大士
  • 大月晴明 vs 平塚大士
1479105558_1_0.jpg
Krush.71
2016/12/18 18:00開始
後楽園ホール
1479987816_1_0.jpg
Krush.72
2017/1/15 18:00開始
後楽園ホール
Copyright © 2016 GOOD LOSER All Rights Reserved. | 当サイトに掲載されている画像やムービーの無断転載を禁じます