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4・15「Krush.40」山本真弘・前編「強さだけを追求することに一段落ついた。ファンの人たちに楽しんでもらえる試合をすることもモチベーションになっている」

山本真弘01

[2014/04/08]

 4月15日(火)東京・後楽園ホール「Krush.40」のスーパーファイト[-62kg契約/3分3R・延長1R]でヤニス・エル・アジャウィーと対戦する山本真弘にロングインタビュー、その前編を公開! >>詳細

――4年5カ月ぶりのKrush参戦が決まり、反響は大きかったんじゃないですか?

「ありましたね。僕の周りの人たちにも喜んでもらえました」

――まさに電撃参戦で多くの人が驚いていたと思います。

「僕もまさか4月の後楽園に出るとは思っていなかったです(笑)。先生(藤原敏男)と話してKrushに出ることが決まったあと、先生や宮田(充)さんといつ試合をするかという話をしていて、宮田さんも最初は6月くらいを考えていたそうなんです。それで自分はいつでも出来る状態ですと伝えたところ、じゃあ4月でもいける?という話になって、そのまま4月大会に参戦することになりました」

――最近は外国人選手と戦い、昨年11月にはフランスで行われたトーナメントにも出場しました。そういった試合が一段落して、これからどうしていこうかと悩んでいた部分はありますか?

「それは自分でも感じていました。11月の試合が終わった後からこれから選手としてどうしていこうと考えていた部分はありますね」

――そこで戦う場としてKrushを選択した理由は何でしょう?

「会見でも話した通り、僕は先生に育てられて、宮田さんにお世話になってきた人間です。ここまで来れたのは2人のおかげだと思っていますし、自分が最後に戦う場所は宮田さんのところだと思いました」

――Krushを離れている間、Krushをどんな目で見ていましたか?

「Krushを離れてみて、Krushの良さというか宮田さんが作るものの良さを感じました。実際に中にいる時は当たり前のように試合を組んでもらって当たり前のように試合をして、しかも愚痴ばっかり言っていたんですけど(苦笑)、いざKrushを離れると、そうじゃなかったんだなと思いました」

――真弘選手は何がKrushの魅力だと思いますか?

「プロモート力っていうんですかね。ストーリーの作り方が本当に面白くて、外から見るとそれを強く感じました。例えばAとBがやって、じゃあ次はCとやる。そういうただ順番的に試合が組まれるというのがKrushにはないですよね。ちゃんと一人一人にストーリーが用意されていて、それがはっきりしている。だから見ている人たちも分かりやすいし、たくさんのファンが(Krushに)ついてくるんだろうなと思います」

――なるほど。ただし以前の真弘選手はそういったことを考えてなかったですよね?

「全く考えてなかったですね(苦笑)。20代前半の頃は、漠然と試合をして『勝てばいいや』くらいにしか思っていなかったです。本当、ただの自己満足ですよね」

――意地悪な言い方かもしれませんが「俺が一番強いんだから試合を見ろよ」くらいに思っていました?

「そのくらいの勢いでしたよ。今思うと本当に自己中な選手だったと思います(苦笑)」

――それが変わるきっかけは何だったんですか?

「IT’S SHOWTIMEのタイトルを獲った後、強さだけを追求することに一段落ついた気がしたんですよね。これからはそれだけじゃないだろって。初めてセルジオ・ヴィールセンに負けて、本当に落ち込んだんです。でもその時に僕を本気で応援・サポートしてくれる人たちがいることを知って『自分の力だけでここまで来たわけじゃない』『周りの支えあっての自分なんだ』と思いました。それから応援している人やファンの人たちが喜んでもらえる試合をしたいと考え方が変わりました」

――記者会見では「(Krushを離れている期間)あまり(Krushの試合は)見ていなくて、自分が戦った選手や歳の近い選手の試合は見ていました」と話していました。同じ時代に同じ団体で戦っていた選手のことは気になりますか?

「やっぱり同じ団体でライバルみたいな感じで戦ってきた選手たちなんで、下の世代の選手と戦う時には負けて欲しくないし、まだまだ俺たちが先頭を切って走ってるんだぞってところを見せたいです」

――Krushは特徴的に若い選手が多くて、20代前半でチャンピオンになる選手もいます。

「それが時代の流れだと思います。僕らの頃よりもキックボクシングが普及して、自分たちじゃ考えられないキャリア・年齢の選手がトップに立つ、そういう時代ですよね」

――真弘選手が考えるベテランの強みは何でしょう?

「モチベーションじゃないですかね。勢いも大事だと思うんですけど、勢いで上がっていく選手は落ちるのも早いと思うんですよ。でも例えば自分はデビューした頃から、常に高いモチベーションと危機感を持ちながらやってきました」

――真弘選手は何度もトーナメントを優勝してベルトも巻いていますが、モチベーションは下がらない?

「下がらないですね。試合をすればするほど、もっとこうした方がいいと思えるところがあるので、そう感じているうちはモチベーションが下がることはないです」

――真弘選手の場合は強さの追求だけでなく、ファンのためにという部分も新しいモチベーションになっているのではないですか?

「はい。正直、4年半も(Krushに)出ていなかったら、ファンの人たちは僕のことを忘れているんじゃないかと思っていたんです。でもこれだけ反響が大きいというのは、僕にとってモチベーションになっているし、そういう人たちに楽しんでもらえる試合をすることも僕のモチベーションです」

<後編へ続く>

≫ Krush.40 大会概要
≫ 山本 真弘 選手データ
≫ ヤニス・エル・アジャウィー 選手データ

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Krush.71
2016/12/18 18:00開始
後楽園ホール
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Krush.72
2017/1/15 18:00開始
後楽園ホール
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